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産後に姿勢が悪くなったと感じていませんか?
もともと姿勢が悪いだけだとあきらめていませんか?
実は産後は姿勢が崩れやすい体の変化が起こっています。
今回は姿勢の変化に対してスポットを当てて説明していきます!
肋骨の変化
妊娠中にお腹が大きくなってくるとそれに合わせて肋骨も広がっていきます
肋骨は呼吸に関与しています
肋骨の間には呼吸筋と呼ばれる外肋間筋、内肋間筋がありこの筋肉の作用によって広がったり閉じたりしています
また、肋骨が広がることで横隔膜の動きも悪くなるのでこの部分が広がってしまうと呼吸は浅くなっていきます
呼吸が浅くなると姿勢も前屈みになりがちになり猫背の姿勢を助長してしまいます
お腹の力が入りずらくなる!
産後の腹筋は力が入りずらくなっていることが多いです
お腹が大きくなることによって腹直筋離開が起こっているからです
腹直筋離開が起こるとお腹の圧力(腹圧)を維持することも難しくなってきます
お腹の力や腹圧がかけられないと姿勢の維持が難しく体が前にくの字になりやすくなり、悪い姿勢をとるようになります
日常生活、習慣の変化
抱っこや抱っこひもなどで姿勢が前に強制されることもあり肩や肩甲骨も前に変位してきてしまいます
肩甲骨周りの筋肉が動きが悪くなったり、背中の筋肉が緊張してきてしまい正しい姿勢でいることが辛くなってきます
下を向くことが多くなるため姿勢も前のめりになりがちになります
さらに、日々忙しいため自分の体に対しては後回しにしてしまうため自身の状態に気を回すことができず、疲れて寝てしまうことも多々あると思います
特に姿勢は自身が意識的に注意しないと悪くなる一方です!
まとめ
産後による骨格の変化
肋骨の開きによる呼吸のための機能の低下
腹圧の低下
腹直筋離開によるお腹の機能の不具合、力の入り辛さ
日常生活の変化
抱っこなどによる姿勢の強制、下を向きっぱなしなどの長時間悪い姿勢でいることが慢性化する
これらの変化に対してできる範囲でのセルフケアをやる必要があります
運動は猫背改善のエクササイズと肋骨のストレッチになります!
猫背改善エクササイズ
1.両手を後ろで組みます
2.息を吐きながら肩甲骨同士を寄せるように背中に力を入れていき上を向きます
3.3秒キープします
4.これが1セットになります 1日、20セット
肋骨のストレッチ
1.床に開脚して座り右膝を曲げ左膝は伸ばしたままにします
2.左手を右膝に、右手を後頭部に添えます
3.息を吐きながら肋骨、わき腹が伸びるように真横に体を倒します
4.いた気持ちいいくらいのところで止めて20秒キープ
5.1日、3セットやってみてください
動画を参考にぜひやってみてください!
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